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地震が起こる前の発生する電磁現象
について観測と考察を行っています。
宮城県沖地震の不思議
このサイトは、従来の地殻変動観測とは異なる新しい電磁気手法による地震予知の可能性について探求した記録です。
2006.5.16雷発生時の大六天ノイズ音
地震前駆の電磁雑音については、地震に関係のない雑音を分離することが大切ですが、そのヒントともなり得る落雷雑音を、宮城県内7箇所の観測点で(偶然に)観測出来ました。
特に、地震前駆雑音に敏感に反応する『大六天山の不思議』解明の手がかりになる貴重データと考えています。
【今回の検証から】
@落雷ノイズは同時性があること、スパイクノイズとして観測されることが確認できたことにより、この種の成分除去が確実に実施できる。
A落雷に至らない空電ノイズと地震前駆雑音との分離・識別は最重要課題ですが,今回の観測事象から多地点同時観測を行う事によりかなりの精度(選択度)向上が期待できる。
Bこれまでのデータに、他地点に落雷ノイズの無い状況下(雷警報も無い)において、大六天だけに発生したノイズ擾乱が数多く記録されているが、その特徴(波形)を分析することにより、地震前駆雑音を見つけ出す可能性がかなり高いと期待している。
Cいよいよ(思い込みもありますが)、牡鹿半島/大六天山に連続的な静電場ノイズが発生しやすいのは、地質・岩盤構造、複雑な地形(海抜500m)に関わりがありそうな気がします。
以下に、2006.5.16に大六天山付近で発生した落雷と、当日の気象条件、電磁雑音記録波形、実録されたノイズ音を掲示します。
当日の
落雷位置スライドショー
当日の
気圧配置スライドショー
当日の
風向風速スライドショー
データ1⇒波形データを拡大出力の後サウンドファイルを開き、波形とノイズ音を対比しながらご覧ください。
【サウンドファイル】
CIMG0255.WAV(985KB)
《グラフをクリックすると拡大します》
【サウンドファイル】
CIMG0256.WAV(646KB)
《グラフをクリックすると拡大します》
データ2−1⇒波形データを拡大出力の後 ビディオクリップファイルを開き、波形とノイズ音を対比しながらご覧ください。
【 ビディオクリップ】
CIMG0257.AVI(7,689KB)
《グラフをクリックすると拡大します》
データ2−2⇒波形データを拡大出力の後 ビディオクリップファイルを開き、波形とノイズ音を対比しながらご覧ください。
【 ビディオクリップ】
CIMG0258.AVI(6,758KB)
CIMG0259.AVI(12,568KB)
《グラフをクリックすると拡大します》
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