2005.8.16の宮城県沖地震が発生する数時間前に数回、前日(8/15)には震央海域にかなりの頻度で落雷が観測された。 震源海域に雷イオン塊/静電場が発生し、たまたま(偶然)不安定な気象条件下で、上空に雷雲が発生しているような環境下にあったため、震央付近の特定位置に集中的・連続的な雷撃が発生したのではないかと推定している。 数日前にも同様な雑音データが何度にも渡り観測されていることから、発生時間・雑音レベルの値を精密に分析するとともに、引続き気象データの詳細と雑音波形の突合せによる精査・分析を行っている。 以下に現在整理中のサンプルを掲示します。 ★2005.08.15の落雷位置スライドショー |
月/日 | 落雷の有無 | 備 考 |
8/17(翌日)〜22 | 無し | |
8/16 (当 日) | 有り(数時間前) | 地震発生後/無し |
8/15 (1日前) | 有り | |
8/1〜14(2日前) | 雷撃は見つかっていないが、引続き、電荷雲・空電の発生の有無について調査中を進めたい。 | 雷注意報発令中など当時の気象データ詳細について、追跡調査を 実施することとしている。 |
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